湖南料理

中国八大料理の1つといっても湖南料理を食べたことはありません。店には湘料理の看板もかかっていましたが、湘とは湖南省の別名です。毛沢東が湖南省出身で湖南料理を好んだとか、江青夫人が嫌がったとかいう話を読んだことはありますが、いまだに謎の料理です。

神楽坂に「紅竜」という湖南料理の店がありました。大阪ではこのような店は見かけないので、さすが神楽坂、という感じです。湖南料理はとても辛く、酸味も効いているようです。

下顔面の痛み

【相談者】30代 男性  E

初めまして。相談に乗って頂きたくメール致しました。現在35歳女です。ここ数ヶ月前から左顎にしびれるような感じがあります。毎日ではなく1週間に1~2回程です。最近では喉?首?の左側だけが痛くなり、唾を飲んだりすると左側だけ痛みます。歯医者で抗生剤を貰い服用しましたが改善されません。

それが原因か分かりませんが舌の左側だけも痛いです。ピリピリというかヒリヒリというか・・・ひどい痛みはないのですが、舌に口内炎が出来た時のような痛みが常にあります。何か重い病気なのでは・・と不安です。昨年、右耳の後ろが一瞬にしておたふくの様に腫れた事があります。その時は耳鼻咽頭科でMRIを撮り異常なしでした。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也

下顔面から頚部のしびれ、痛み、腫脹ということで、大変気になる症状です。神経症状を伴うことの多い耳下腺ガンや、側頭部の脳腫瘍の可能性があります。また、血管の異常などで起こる神経マヒや神経痛、ヘルペスウイルスの感染も考えられます。

早急に耳鼻咽喉科、口腔外科、脳神経外科を受診されることをお勧めします。

臨床-病理検討会

この学会にはCPCというセッションが設けられていました。CPCとはClinico- Pathological Conferenceの略で、臨床-病理検討会のことです。過去に勤めた松阪市民病院で病理解剖した症例の治療経過を主治医が説明し、解剖結果を病理医が説明するCPCがあったことを思い出しました。

口蓋粘膜の赤色隆起病変の病理組織像では病理医も診断しかねている場面がありました。診断や治療は紆余曲折しましたが、口腔カンジダ症があったために抗HIV抗体を調べてみたところ陽性でした。結局、口蓋粘膜にカポジ肉腫が生じていたことがわかりました。

オーストラリア土産

海外や名古屋の学会に行かれていた先生からお土産をいただきました。
3トーンも白くなる歯磨き粉は怖いもの見たさにお土産にしたそうです。恐る恐る使用してみると、ホワイトニングをしているときみたいに歯がしみました。荒い研摩材は使用されていないようです。お土産ありがとうございました。
オーストラリア土産
オーストラリア土産

電力中央研究所

東京駅から一ツ橋の学会会場に向かう途中に電力中央研究所がありました。ホームページを見るとこの研究所はかなり幅広い研究をしているようです。下部組織に原子力リスク研究センターや地球工学研究所があり、地震や津波、火山噴火、竜巻などの自然災害も研究しています。東日本大震災の津波は予想されていたのでしょうか。九州で起こるかもしれない巨大噴火についてはどう見ているのでしょうか。

電力中央研究所

がん間質の血管

北海道大学歯学部には血管生物分子病理学教室というものがあります。樋田京子教授は腫瘍間質の腫瘍血管を研究し、がんの増殖や転移の制御に結びつきそうな発見を重ねています。

がんを養う欠陥を標的とした治療薬にベバシツマブ(商品名アバスチン)があります。従来の抗がん剤による化学療法にベバシツマブが加えられたりしますが、長期間使用するとがん組織の虚血化が進み、かえってがんの悪性度を高めてしまう場合もあります。

樋田教授は腫瘍血管内皮細胞の分離培養に成功し、その性質を調べています。その結果、腫瘍血管内皮細胞が正常血管内皮細胞とかなり異なった性質を持つことが明らかとなりました。腫瘍血管を標的とする核酸医薬の実用化を目指しているそうです。

がん間質の血管

漢方薬を使う病気⑭

エボラ出血熱

西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱とは、病状が進行すると全身から出血が生じ、死に至る確率が高い病気です。このような性質の病気にはマールブルグ出血熱、ラッサ熱、デング出血熱、黄熱病などがあり、死亡率が高い急性の伝染病を中医学では「温病」といいます。

中医学の歴史において、伝染病の病態や治療法は3世紀初めの『傷寒論』により確立されました。傷寒という病気は感冒やインフルエンザを指すと考えられますが、出血熱のような病気は傷寒論の理論に当てはまらない部分が多いため、別の病気として捉えた方がよいのです。

このような病気を説明する理論として、17世紀に温病学が確立されました。傷寒論の理論では風邪や寒邪が表から侵入して裏に回る一方、温病学では熱邪や温邪、湿邪が衛分から入り、気分、営分、血分へと進むとされます。温病は主に中国南部や熱帯といった暑い地方に発生し、SARS(重症急性呼吸器症候)やインフルエンザ、新型インフルエンザも温病の仲間となります。

偽薬の効果

外見は本物の薬と同じでありながら、薬としての薬効成分が何も入っていないものを偽薬といいます。何の役にも立たないものが作られていることに疑問を持たれるかもしれませんが、実際に使用されています。

偽薬は治療に使われるわけではなく、新しい薬の効果などを調べる治験の場で活用されます。効果を試したい薬と偽薬の双方を比較し、試したい薬に効果が認められた場合は、偽薬の存在が有用になるのです。

偽薬の効果は0で、効果の全てが試したい薬ということになりそうですが、実際はそうではありません。偽薬にもある程度の治療効果が現れるからです。

偽薬の効果は0で、効果の全てが試したい薬ということになりそうですが、実際はそうではありません。偽薬にもある程度の治療効果が現れるからです。

患者と治療者の関係が良好であると、プラセボ効果が出やすくなります。逆に治療者に対して不信感がある場合は、ノセボ効果が出やすくなります。病気を治すためには薬を飲む必要があるのだろうが、何となく飲みたくないという心理的葛藤がある、すなわち心理的にアンビバレントな状態に陥っている場合にノセボ効果が出やすくなります。

文教地区

学会会場がある一ツ橋、その隣の神田、駿河台、お茶の水、水道橋、飯田橋は大学が林立しています。今回もあちこち歩き回ったので専修大学、明治大学、東京医科歯科大学、一橋大学、日本工業大学、共立女子大学、日本大学、東京歯科大学、日本歯科大学、東京理科大学と、たくさんの大学を見て回ることができました。東京外国語大学、法政大学、東京音楽大学、東京大学、日本大学発祥の地も通りました。

文教地区

文教地区

文教地区

文教地区

文教地区

口腔に症状が現れる全身疾患へのアプローチ

このシンポジウムでは5名の演者がさまざまな病気や症状を紹介されました。

 

MTX関連リンパ増殖性疾患による口蓋腫瘤

腫瘍関連天疱瘡による口腔粘膜の剥離

多発性筋炎による開口障害

副甲状腺腫瘍による歯槽硬線の消失

下垂体腫瘍による咬合異常

頭蓋内の三叉神経鞘腫による咬合感覚の消失

抗IgG4抗体関連症候群の無痛性唾液腺腫脹