8月のお盆休みのお知らせ

8月13日(木)~15日(土)まで休診させていただきます。
ご不便おかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

『薬草まじない』

アフリカを舞台にした小説はいくつか読んだことがありますが、アフリカ人が書いた小説を読んだのはこれが初めてです。著者はナイジャリア人でヨルバ族の小説家で、電化製品の行商人でもあります。

大学を卒業した春休みにヨーロッパからジブラルタル海峡を船で渡り、アフリカに渡りました。港を出てモロッコのタンジェの町に入ると、今まで経験したことのない別世界が広がっていて、自分だけが孤立しているように感じ、めまいがするようでした。

この作品も今まで読んだことも聞いたこともないような世界が広がっていました。おそらくアフリカとはこのような社会、風土、精神世界なのでしょう。

町の住民であり、野生の動物の狩りをする主人公は不妊の妻に子宝が授かるようにと旅に出ます。「さい果ての町」に住む「女薬草まじない師」が作る薬をもらうためです。数年にわたる旅は危険なジャングルに住む「悪鬼」「聖霊」「神」に襲われ、命を懸けて戦います。アフリカ人が持つ、ジャングルに対する恐れや別のトライブに対する警戒心が反映されているようです。

主人公は一人で旅しますが、第一の<心>、第二の<心>、<記憶力>、<第二の最高神>が心の友です。主人公自身の心のうちはほとんど描写されない代わりに、これらの人格が登場し、不思議な心理描写が繰り広げられます。

『薬草まじない』

歯科用マイクロスコープ

虫歯を診察するためには、問題点を細部まで正確に見究める必要があります。実際の治療は高度かつ細かい作業の連続なので、優れた専用器具が必要不可欠です。

マイクロスコープ2歯科専用の顕微鏡であるマイクロスコープは虫歯の除去、レジン充填、根管治療、歯根端切除術のいずれのステップにおいても、肉眼下の作業とは比較にならないほど高精度な治療を実現することができます。

当クリニックではドイツ・カールツァイス社製の歯科用マイクロスコープを使用しています。

お花畑の保護

伊吹山山頂付近では登山者が立ち入ることができるのは登山道のみに限定されています。登山道の両脇には杭が打たれてロープが張られています。その外側はお花畑や笹原が広がり、登山者に踏みつぶされないように保護されています。一部では植生の再生が試みられている区域もあります。

口腔外科で扱う疾患とは?

・親知らずなど歯が原因で歯茎や顎が腫れる炎症
・転倒などにより、歯の破折や口の中の裂傷、顎の骨折などの外傷
・口の粘膜などに発生する良性および悪性の腫瘍
・顎の中や軟組織にできる嚢胞
・唇顎口蓋裂などの先天異常
・顎の大きさや位置が著しく異なり、矯正治療だけでは治らない顎変形症
・口腔粘膜疾患(舌痛症、ドライマウス、味覚異常、白板症、扁平苔癬、口内炎)
・入れ歯の維持安定性を高める補綴前外科
・インプラント
・歯牙移植
・三叉神経痛、顔面神経麻痺
・口腔感覚異常症(オーラルセネストパシーなど)、口腔心身症
・唾石症、唾液腺炎
・リンパ節炎
・顎関節症、顎関節脱臼
・口の中に症状を表す全身疾患(血液疾患、膠原病など)

インプラントとは?

>インプラントは、人工的に作成した歯根をアゴの骨に埋め込むことにより、しっかりと根付いた自然な歯を取り戻すことができる治療法です。一方、インプラントとは人工物を体に埋め込むことの総称でもあります。従って、歯科特有のものではなく、整形外科や美容外科など医療の現場で幅広く行われている治療法です。中でも、歯科インプラントは1980年代にようやく注目されはじめ、90年代から普及しはじめた新しい分野です。また、インプラントは「第三の歯」とも呼ばれ、ブリッジや入れ歯とは異なりまるで本物のように独立して根付き、自然な歯を取り戻すことのできる治療法なのです。

インプラント治療に年齢制限はありません。しかしながら、一般的には骨の成長が完了する18~20才以降に行うのが妥当とされています。また、上限もありませんが、インプラント手術に影響を及ぼすような疾患を持っていないこと、そして充分な骨量があることが条件となります。ここで注意すべき病気とは心疾患、高血圧症、糖尿病、骨粗しょう症、がん、内分泌系疾患、腎疾患、血液疾患、膠原病、腎炎などです。また、妊娠にも注意が必要です。従って、これらの疾患あるいは症状を持つ方は医師に相談しましょう

積雪世界記録 

新潟や山形は豪雪地帯のイメージがあります。しかし、過去の積雪量の第1位はなんと近畿地方で記録されていました。1927年(昭和2年)に伊吹山で11mの積雪があり、気象庁のホームページで確認できます。実はこれが世界記録でもあります。

積雪世界記録 

虫歯菌と脳卒中、認知症

虫歯菌は常時口の中にいる細菌で、通常は脳の中に棲息していません。ところが、悪条件が重なると悪性の虫歯菌が脳血管内に棲み着き、脳卒中や認知症を引き起こすことがわかってきました。

悪性の虫歯菌について説明しましょう。ミュータンスレンサ球菌に代表される虫歯菌は、歯の表面に付着したデンタルバイオフィルムの中で人間が飲み食いして取り込んだ糖を酸に変えます。そして、その酸が歯を溶かして虫歯が発生します。

ミュータンスレンサ球菌の中のストレプトコッカス・ミュータンス(Streptococcus mutans)は、血清型分類によりc、e、f、kの4種類に分類されます。細菌が人間の血液成分の1つである血清と接触すると、血清は凝集反応などさまざまな防御反応を示します。この反応の違いによって細菌を分類する方法が血清型分類です。

ストレプトコッカス・ミュータンスの多くはc型ですが、少数派(5%以下)のf型、k型にはコラーゲン結合能があります。これらf型、k型の細菌が脳血管内に棲み着くためには、当然口の中から脳まで移動する必要があります。

口の中のケガ、口内炎、神経まで達する虫歯、歯周病による出血などが生じると、細菌が血管の中に入り込み、血流に乗って全身を駆け巡ります。健康な人の体内では、血管内の多形核白血球などの働きにより血管内に入り込んだ細菌は駆逐されますが、血管が傷つき穴があいていると、細菌がそこから逃げ出すチャンスが生まれます。高血圧症や生活習慣病を患っていると、脳の血管に傷がつき微小出血が生じることがあります。70歳以上の日本人の約15%に脳内微小出血が見られると報告されています。

腦血管の内部は血管内皮細胞で覆われていますが、血管が傷つくとこの内皮細胞層が失われてコラーゲンが露出します。通常であれば、露出したコラーゲンの表面に血小板が集まり、傷は修復されて再び内皮細胞で覆われますが、コラーゲン結合能を持つf型、k型ストレプトコッカス・ミュータンスが先にコラーゲン層にくっ付くと血小板が集合できず、微小出血が続きます。同時にストレプトコッカス・ミュータンスが白血球からの攻撃を逃れ、棲み着くことが可能になると、脳卒中や認知症のリスクが高まるのです

ヤブレガサ

高槻市のポンポン山の山中で見かけました。やぶれた和傘のように見えることからこの名が付きました。

ヤブレガサ

左側頬粘膜に水疱様の膨隆と陥凹があります

質問1

左頬の内側に小さい窪み(1~2mm)と、そのすぐ脇に水疱?痛くない口内炎?のようなもの(1~2mm)が出来ています。気付いたのは数日前ですが、もっと前からあったのかもしれません。

指で押すとプニプニしていますが、やや固くもあります。位置的には左の上奥歯の並びという感じです。右奥歯の同じ辺りには何もありません。口腔外科を急いで受診した方がいいでしょうか?こういう時期ですので、コロナが落ち着くまで待っても大丈夫でしょうか?

【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也

左側頬粘膜に水疱様の膨隆と陥凹があるということですね。頬粘膜には左右対称に耳下腺乳頭という膨らみが生じる場合がありますが、左側だけなので該当しないようです。可能性として、次のようなものが考えられます。

粘膜のう胞

刺激性繊維腫

良性腫瘍

頬粘膜がん

根尖病巣由来のフィステル(サイナス・トラクト)

がんの場合は受診を先延ばしにするわけにはいきません。また、フィステルの場合は強い痛みが生じたり、顔面が腫れたりする可能性があります。

質問2 2020年4月23日

お忙しいところ、お返事ありがとうございました。痛みはまったくありません。口腔外科に行ってこようと思います。ありがとうございました。