ワンダーフォーゲル部で同期だった福島宏和君が文部科学省の研究所で環境政策に関する論文を書いたことを知りました。科学技術・学術政策研究所の科学技術動向研究センターで将来の政策課題を予測し、調査研究を行う機関での仕事だそうで、論文も書いていました。
この論文ではCO2排出量削減や大気汚染対策、海洋汚濁対策のために、家庭部門でどのような環境保全行動がとれるかを述べています。環境法禅に対する意識調査、学習指導要綱で規定された小中学校における環境学習、高等教育や社会教育での環境教育、環境先進国での環境教育事例を順に解説しています。そして、環境保全行動の方策として環境家計簿、燃費情報の車載モニター、消費電力モニターを挙げています。
「一人一人の環境保全行動の実践に向けて. ̶環境教育の推進と環境モニタリング情報の活用̶」