食いしばりによる歯以外の問題1

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顎関節症
噛みしめることによって顎関節内部の関節包や滑膜、靭帯、関節周囲の筋肉に痛みを引き起こします。また、下顎頭と関節円板のずれを引き起こし、関節雑音や開口障害が生じます。

舌や頬粘膜の歯痕
舌の側面や前面に付くギザギザした歯型を「歯痕」といい、当院の患者様によく見られる症状です。歯痕は、噛みしめと同時に舌を歯に押し付ける状態が続くことから、舌に歯の跡形が付いたものです。また、頬粘膜にも同様に白く細い筋状の歯痕がつき、舌や頬粘膜に痛みや違和感が生じる場合があります。

ドライマウス
食いしばると唾液の分泌量が減るため、ドライマウスになりやすいものですが、それは局所的な刺激の低下とストレスの2つの理由によるものです。食いしばりを続けていると顎や舌の動きが鈍くなり、刺激が減るために唾液が出にくくなります。また、ストレスがかかると唾液の出を悪くする交感神経が活発化することにより、口の中が乾燥しやすくなります。

舌痛症
歯痕ができるほどの刺激が舌に加わり続けると、やがて舌が痛みはじめます。また、食いしばりによってドライマウスが生じると舌が傷つきやすく、傷が治りにくくなるため、舌痛症を引き起こす場合があります。

口内炎
食いしばり・歯ぎしりを続けていると舌や頬粘膜、口唇粘膜に傷がついてしまうことから、口内炎になりやすいと考えられます。そこにドライマウスが加わるとさらに粘膜が傷つきやすくなり、傷ついた粘膜が治りにくくなるため、口内炎ができやすい口腔環境になってしまいます。

口臭
ドライマウスは、口臭の原因物質となる嫌気性細菌群の増殖を引き起こします。また、噛みしめることで口の中が狭くなって酸素不足に陥ることから、嫌気性細菌群の増殖が活発化し、結果として口臭が発生することになります。

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