仏教の伝道

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釈迦は仏教の教えを世の人に広め。多くの人が救われることを望みはしなかったようです。多くの人は現世利益に固執し、煩悩にまみれて人生を終えます。これに疑問を持つ人はそう多くはありません。

人生を送る中で疑問を感じ、煩悩に苦しめられた人だけが諸行無常の悟りの世界を知り、幸せになればよいのだというのが釈迦の考えです。このような少数者のためにあるのが仏教です。多数の人にとっては不要な宗教ですが、自分が必要としたときに仏教があるのだと人々が知れば、多くの人にとっても安心材料になる。仏教はそのようなものでよいのだというスタンスです。仏教には釈迦の教えを書いた経典はあっても、聖書の「使徒行伝」のような文書はないのかもしれません。

佐々木教授は医療機関もこのようなものだと説明されました。医療機関も不特定多数の人を迎え入れようとするものではなく、必要な人だけが訪ねる場だからです。健康な人にとっても、いつか病気になったときはそこへ行けば治してもらえるという安心材料となります。

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