可愛いクッキー

患者様からか可愛いクッキーの詰め合わせをいただきました。
一つひとつが小さいながらも味が濃厚でサクサクしておりとてもおいしかったです。
ありがとうございました。

 

Q&A根管治療後の修復方法について

虫歯治療でC3と判断されて、根管治療を受けた場合、金属など材質はいろいろと聞いていますが、かぶせものをするのは必須でしょうか。できれば口の中にそのようなものを入れたくないのです。根管補充までは終了していますが、かぶせものをせずに済ます選択ができるとよいのですが、いかがでしょうか。

回答
お口の中にかぶせ物などを入れたくないというお気持ちは、よく分かります。しかし根管治療を行った場合は、通常かぶせ物をしていただくことをお勧めしています。

根管の中には歯の神経と一緒に歯を栄養する血管なども走行していますが、C3の虫歯ではこの神経や血管にばい菌の感染が及んでしまっていることから、根管治療を行ってこれらを取り除いているのです。

当然のことながら、根管治療後は歯に栄養を送る血管が無くなってしまうわけですから、健康な歯に比べるとどうしても弱くなってしまいがちです。もちろん神経や血管を取り除いた後は適正な材料を根管に詰めて補強していますが、それでも強く噛む力などが繰り返し加わると、歯が割れてしまう場合があります。そうなると、もはやどのような治療を行っても長持ちせず、数年以内に抜いてしまうケースが多いのです。そのような事態を未然に防ぐために、歯を覆うかぶせ物が必要になるというわけです。

それでも、歯を削ってかぶせるのではなく、根管治療の際に開けた穴を白い材料で詰めるだけの場合もあります。但しそれには2つの条件があり、まずあまり強く噛まない歯であること(一般的には下の前歯が対象になります)、もうひとつは歯を大きく削っていないことです。つまり、根管治療のために小さな穴を開けただけであれば材料を詰める方法が可能ですが、虫歯が拡がりある程度歯を削る必要があったケースでは、詰めるだけの処置ではもたない可能性があるということです。

かぶせ物をせずに済むならその方が自然でよいのですが、そうすることで歯の寿命が短くなる可能性があります。かかりつけの歯科医とよく相談されることをお勧めします。

痿証 3症例

痿証2は夏の暑い盛りに重労働の農作業をしたために肺津損傷と肝腎損傷が生じ、作業後に冷たい水に浸かって足を洗ったことで湿熱下注が生じました。その結果、足に力が入らなくなり立つことができなくなりました。清暑益気湯に類似した清燥湯で暑湿を治し、3日目には歩けるようになり、10日目には全快しました。

痿証3は飲酒や肉食が好きな男性が隣人と口論したことによって歩けなくなった症例です。普段の生活で湿熱内生していたところに口論することで肝胆の疏泄ができなくなり、肝胆湿熱下注となって痿証が生じました。竜胆瀉肝湯と三妙散(黄柏、蒼朮、牛膝)の合方で翌週には歩けるようになり、2週後には全快しました。

痿証4は仕事中に冷たい水に浸かったために総腓骨神経損傷が生じ歩けなくなった症例です。桂枝去芍加朮附湯の内服と足を袪風湿作用がある生薬で燻洗することを続けて回復しました。

抜歯後も続く痛み

相談: (43歳 女性)

数年前より左のみの副鼻腔炎を繰り返し、耳鼻科の薬で治っていたのが今年は治らず、歯が原因ではないかとかかりつけの歯医者で見てもらったところレントゲンで大丈夫と言われ、銀歯だった左上6番の噛み合わせ調整をしてもらったところ翌日激痛になり、被せをとって治療しようとしましたが痛みと全身倦怠感が続き、耳鼻科でCTを撮ったところ根っこの先に病巣が広がり、骨も一部溶けていて歯性上顎洞炎と診断されました。

紹介された総合病院の口腔外科では抜歯をすすめられ、歯の炎症を抑えるための一週間抗生剤や痛み止めの点滴に通いつつかかりつけで根の治療をしようとしましたがその都度激痛になり、結局口腔外科で左上6番を抜歯しました。

それから3週間近くたちますが、相変わらず毎日風邪を引いているような、発熱しているような倦怠感(熱は37.0位だったり平熱だったりです。)と左小鼻の横の腫れぼったい感じが続き、抜歯した総合病院では抜いてもすぐ治らない、半年はかかるしそんなものだ、鼻の症状がつらいなら耳鼻科に行ってくださいと言われました。

それから5日ほど後にかかりつけの歯医者に行きましたところ抜歯後の治りも悪く病巣が取り切れていないのかもしれないとのことで一度ソウハしました。左の鼻水は出ない日が多くなってはきています。日中ましでも夜中眠ると小鼻の横の痛みで起きる日々で眠れず、ロキソニンが効きません。

夜中の歯ぎしりの癖もあるのでその可能性も含め抜いた歯の前後の噛みあわせの調整をしつつ痛み止めを今日ブレシンに変更していただきました。抜歯のあとの表面は痛くありません。

ちなみに、上顎洞はCTでは綺麗でしたが、骨は一部とけていました。抜歯の際、粘膜は破れていませんでした。抗生剤をいろいろ変更しもう抜歯前1か月、抜歯後1か月近く飲み続けています。抜歯前に総合病院での血液検査では数値に特に異常無し、炎症反応も見られないとのことでした。辛い決断での抜歯、ソウハ、投薬などいろいろな手段を尽くし、それでもなぜ治らないのか少しでも快方に向かってくれないのか悩む日々です。

MRIや精密検査など詳しく検査したほうが良いのかとても悩んでいます。毎日眠れないことが本当に辛いです。家族にも迷惑をかけ、とてもしんどいです。口腔顔面痛というのものを知り、相談させていただきました。わらをもつかむ思いです。お忙しいところ申し訳ありませんがご意見宜しくお願い致します。

回答:口腔内科 樋口均也

かかりつけの歯科で一度は(歯については)大丈夫といわれたにもかかわらず、咬合調整後に激痛が生じたようですが、通常ではおこりにくいことです。歯のエックス線検査や上顎洞のCTで異常が見当たらないのに、歯性上顎洞炎と診断されたことについても腑に落ちません。歯性上顎洞炎であれば、これらの画像検査で異常が見られるはずです。また、原因歯の抜歯を行っても改善しない点にも納得できません。抗生剤や痛み止めが効かないのも異常です。

上記の理由により、歯の感染(虫歯、歯周炎、歯髄炎、歯根腺炎、歯髄炎、歯性上顎洞炎)による痛みとは考えにくい状況です。歯性上顎洞炎という診断に誤りがある可能性があります。

細菌感染による炎症を原因とする痛みではない場合は、筋、筋膜性疼痛、神経障害性疼痛、心原性疼痛、ヘルペスウィルス感染による痛み、頭蓋内の病変による痛み、疼痛性障害、本能性疼痛などが考えられ、これらを総称して口腔顔面痛といいます。

一日に何回も上唇がしびれます

 相談:(40代 男性 FK)

質問です。1年ぐらい前から急に上唇がしびれるのです。なお1日に昼間は3回ぐらい、夜寝てからは7回ぐらい急に上唇がしびれるのです。なお今年の3月に神経内科で脳のMRI検査を受けたところなんでもないとの診断を受けました。でも症状はあまりよくなりません。

一体なんの病気でしょうか。なおただいま歯医者で歯の治療中です。それと長年神経科でリボトリール・デパケン・不安時の頓服としてデパス。睡眠薬としてマイスリー・サイレースを処方されています。

回答:口腔内科 樋口均也

頬のしびれが発作的に起こり、繰り返す原因として幾つかの病気が考えられます。

単純部分発作
筋チャンネル病
筋ジストロフィー
顔面チック
片麻痺
舞踏アテト―ゼ

抗てんかん薬であるリボトリールやデパケンが処方されていることから、恐らくてんかんの単純部分発作と診断され、治療を受けられているのではないかと推測しますが、そのような説明はなかったでしょうか。

自家感作性皮膚炎

頭の痒みが全身の皮膚の痒みへと広がった63歳女性の症例です。掻くことによって病変が他の皮膚に移る自家感作性皮膚炎ですが、細菌感染やアレルギーが関係しているようです。消風散と越婢加朮湯を用います。

 

Q&A口腔顔面痛 頭痛も顔面・アゴの痛みも全然よくなりません。

慢性的な頭痛に悩まされ、以前から毎日鎮痛剤を飲んでいます。今では顔面とアゴまで痛むようになり、顎関節症と診断されてスプリント療法を行っていますが、頭痛も顔面・アゴの痛みも全然よくなりません。

回答
「薬物乱用頭痛」の疑いがあります。薬物乱用頭痛は「もともと頭痛持ちであった人が頭痛薬を乱用したために生じる頭痛」で、よく見られる慢性頭痛といえます。痛みの程度は中等度~強度で、毎日起床と同時に頭痛が起こることが特徴です。

Q&A口腔顔面痛 頭痛が起こると、同時に歯とアゴがドキンドキンと脈打つように痛くなります。

回答
「片頭痛」の疑いがあります。片頭痛は脳硬膜の血管が一時的に炎症を起こして腫れるために起こる頭痛で、ズキズキと脈打つような強い痛みが特徴です。また、歯痛や顔面痛を伴うケースも多く見られます。

痿証

痿証
肢体筋脈が弛緩し無力になる病気を痿証といいます。長期化すると筋委縮も生じ、ギランバレー症候群、運動ニューロン疾患(筋萎縮性側索硬化症など)、重症筋無力症、周期性四肢麻痺などが相当します。弁証は以下の5種です。

肺熱津傷
温熱の毒邪により肺が焦がされて津液が全身に行き渡らなくなります。その結果、五臓・筋脈が潤いをなくします。

湿熱侵淫
湿熱の邪が経絡に侵淫して気血が廻らなくなり、筋脈の栄養不足となります。

脾胃虚弱
脾胃での気血の生成が不足すると筋脈の栄養不足となります。

肝腎虧虚
過労や房労により肝腎が損傷されて精血が不足します。その結果、筋骨の栄養不足となります。

瘀血阻絡
外傷後や産後に瘀血が生じて経絡の流れが滞り、経絡に気が廻らなくなります。

頬の内側がただれて、出血しています。

相談: (41歳 男性)

つい先ほど、夕飯を食べ終わった後に口の中の異物感があり、チェックしてみたところ頬の内側がただれていました。ひだのようになっている部分を引っぱると、通常より厚い(1mmほどある)薄いピンク色の皮のようなものがちぎれ、全体で3センチ四方ほどがはがれてしまい、出血が多くあります。

口の中を誤って噛んでしまった時とは明らかに違う皮のはがれ方・広さ・出血量のため、ご相談させていただいたものです。今のところ、あまり痛みはありません。ご返信いただければ幸いです。

回答:口腔内科 樋口均也

記入されている内容から判断すると傷の範囲が広く深いためにいつもの傷とは様相が違っていると考えられます。食べ物と誤って頬粘膜を勢いよく噛んだのではないでしょうか。

頬粘膜に水ぶくれが出来るような病気、例えば天疱瘡などでもつぶれると同じような状態になりますが、これらの病気では口の粘膜や皮膚に水ぶくれが多発するため当てはまらないでしょう。