耐えられないほどの痛みが続いています

2019年2月24日

相談: (女性)

3日前から左だけ、肩こり頭いたが始まり。二日前には左の上の奥歯の方がはれだしたので歯医者にいきました。そして、左奥歯のねっこのほうで、膿んでいるとのことで歯に穴をあけ、うみがでるところを作ったからと言われました。

その日の晩は抗生物質の薬と痛み止を飲んだのですが、傷みがすごくて寝れないほどで、以前よりも顔もはれあがっていました。次の日も痛みはましにならず、最初よりもどんどん、傷みがすごくなってきています。今では痛み止を飲んでばかりで、痛み止をのんでも一時間ぐらい、少しましになるぐらいたけです。お願いいたします。どうしたらよいのでしょうか。教えてください。

歯医者に問い合わせたところ、抗生物質が効き始めるのは飲みはじめて、二三日たってからだから!といわれ何も出来ないとのことを言われました。ですが、痛すぎてたえられません。片目からは勝手に涙がでてくるほどです。内科などに行って痛み止なのど点滴をうってもらえたりするのでしょうか?1日でもはやく痛みをとれるようになってほしいです。なにか、アドバイスをよろしくお願いいたします。

回答:口腔内科 樋口均也

3日前に生じた痛みの原因が臼歯にあると想定して治療が開始されたようですが、それが正しければ一時的に腫れたり痛んだりしてもそのうちに改善するはずです。ただし、歯の状態が悪い場合は抜歯が必要となるかもしれません。内科で点滴をしてもらうことは可能でしょう。

痛みの原因が治療中の歯の問題以外にあることも考えられます。上顎臼歯部に起こる激痛として群発頭痛があり、痛い側の目から涙が自然に出てくるという特徴も一致しています。群発頭痛であれば酸素吸入やトリプタン製剤、三環系抗うつ薬の服用が有効です。

2019年2月25日

謝辞: (女性)

お返事ご丁寧にありがとうございます。内科にいって点滴の方をしてもらいたいとおもいます。ありがとうございました。本当にありがとうございます

タリージェ

神経障害性疼痛に用いる抗てんかん薬にはリリカ(プレガバリン)とガバペン(ガバペンチン)がありました。過去形で書くのは今年に入ってタリージェ(ミロガバリン)が加わったからです。

タリージェもリリカと同じくカルシウムチャンネルの働きを抑える薬です。もう少し詳しく言うと、痛覚を伝えるニューロン末端にある電依存性カルシウムイオンチャネルにカルシウムイオンが流入すると、神経細胞内からサブスタンPやグルタミン酸などの神経伝達物質が放出され、痛みが中枢へ伝達されます。タリージェは電依存性カルシウムイオンチャネルを構成するα2δサブユニットに結合し、カルシウムチャンネルの働きを抑えてカルシウムの細胞内流入を抑制します。その結果、痛みが伝わりにくくなります。

さて、タリージェと今まで使ってきたリリカとはどのように使い分けるのでしょうか。使用例が少ない中で実態はまだ明らかになっていません。下記のサイトでは治験結果をもとにその違いを推測しています。それによると、タリージェの方が副作用や離脱症状の点で有利なようです。効果よりも副作用が問題となる局面で役に立ってくれそうです。

https://www.phamnote.com/2019/02/blog-post_17.html

中学生のころから口臭に悩んでいます

【相談者】2015年3月2日  P
中学生のころから口臭に悩んでいます。誰にも相談できず一人で悩んでいます。

舌苔が原因だと思い、専用のブラシで舌磨きを毎朝していますがそのせいか舌が傷つき余計に臭いがある気がします。しかし、舌を磨かないと不安です。舌ブラシはやめた方が良いでしょうか。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
何年も口臭に悩まれているようですが、まず初めにすべきことは口臭が実際に生じているかどうか、どの程度なのかを調べることです。同時に、口臭を引き起こすような問題点がないかを検査しておく必要があります。

「ほんだ式口臭治療」を実施している歯科医院をネットなどで検索し、早期にご相談されることをお勧めします。

また、舌磨きは逆に口臭を悪化させる可能性があります。舌の表面に付着した舌苔を舌ブラシで取り除こうとすると、どうしても粘膜を傷つけてしまうのです。従って、やはり舌を磨くことは控えた方がよいでしょう。

歯が何本も抜けたり、歯が動揺して噛むと痛んだりします

【相談者】2017年5月3日 K
かなりの歯周病らしく、4年前に右上の一番奥を抜歯、2年前に左上の一番奥を抜歯、今年の2月に前歯の左2番を抜歯しました。両奥歯の2本は抜けたままで、前歯2番はブリッジをするつもりでしたが、先生いわくボンドで付けて暫く様子を見ると言う事です。(なんちゃてブリッジです)

多分歯周病の加減で、いきなり両方の歯に負担を掛けるのは良くないとの判断だと思います。現時点はその部分では噛まないようにしているので一度も外れたりはしていません。急を要するのは右上の現状の一番奥、通常の2番目の動揺が激しく、噛むと痛みが酷いので食事が不自由です。そもそも奥歯の抜歯は近所の歯科医院で行い、その間の治療は2ヶ月に一度の歯石とり?だけで、このままだと順番に抜けていくのを待つだけではと思い、(そこの先生はもう少し早く来ていれば・・・とも言っていた気がします。)

去年の10月辺りに違う歯科を色々探して地元の手広くやっている大きな所へ行って見ましたが、色々な不信感から型代を支払った所で行くのを辞めました。話の順番が変わりますが、結局前歯の2番は会社の歯科で処置をしました。会社には他に簡単な内科もあり、歯科の先生は週に2日、大学病院から来てくれています。先生の事は信頼しており、会社の福利厚生なので通常の治療費は不要で保険外の材料を使った際の費用も価安なのは良いのですが、設備の関係上、限られた治療になるそうです。

自分としてはもう少し積極的な治療が無いかと日々悩んでいます。どのようにすればよいのでしょうか。お忙しい所恐縮ですがよろしくお願いいたします。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
歯が何本も抜けたり、歯が動揺して噛むと痛んだりするのは歯周病が原因と考えられます。現状から判断すると、かなり進行した歯周病かもしれません。

歯周病は歯に付着したプラーク(歯垢)中に繁殖する歯周病菌が炎症を起こし、進行すると周囲の骨が徐々に溶けてなくなる病気です。プラークや歯石を除去し、歯周病菌の繁殖を抑えることが治療の基本となります。歯磨きを丁寧に行い、プラークを確実に取り除きましょう。

まずは本当に歯周病であるのか否か、現在の状態を詳しく調べる必要があります。その上でどのように歯周病の進行を止めるか、歯がなくなってしまった部分をどのように補うのかを検討していくことになります。

国体予選

壊れかけた倉庫から取り出した昔の品々の中には懐かしいものが幾つもありました。その一つが国体予選のプログラムです。

松阪市民病院で勤務していた頃に山岳競技の国体予選(東海ブロック大会)に参加しました。当時は松阪山岳会の会員として「岩と雪」に没頭していたのですが、国体に選手として出場したわけではありません。1名の看護師さんと一緒に「救護」を担当しました。

救護役なので岩登り中に選手が落下して骨折すれば手当てをしなければなりません。整形外科の外来でお願いして副木などを用意してもらい、気合十分で予選を見守りました。幸い、誰もけがすることなく無事に終了し、ホッとしました。

イサーン料理

タイの地方料理を食べました。イサーン料理といって、日本でいう東北料理にあたるそうです。一枚目の写真は、酸っぱ辛いラーブというサラダに麺を和えたもの。2枚目は魚のすり身のピリ辛天ぷら、3枚目は揚げた鶏にガーリックチップスをまぶしたものです。どれも日本人好みの味で食べる手が止まりませんでした。

顎関節症に対する運動療法

2011/6/3

相談: (女性)

病院に行ってもなかなか顎関節症が治らないので、何か体を動かす運動をやってみようと思っています。整体やエゴスキューやヨガ それから顎関節症を治すDVDなど、ネットで出てきて、何が良いのでしょうか?毎日顎が痛く、そのストレスで喉の詰まり感もでてきてしまい、とってもつらいです。結婚して千葉に行ったのですが、実家に暫く帰ってきてしまっています。なので早く治したいです。よいものがあったら教えて下さい。

回答:口腔内科 樋口均也

体を動かして筋肉の凝りをほぐし血行をよくすることは、顎関節症の改善に結びつきます。方法は整体でもヨガでも真向法でも、どのようなものであってもそれなりに効果はあると思います。

顎関節症に対しては、顎関節の体操が直接的な効果をもたらします。顎関節の可動性を高めるストレッチや開口筋の筋トレなど、さまざまな方法を当ホームページでも紹介していますので、どうぞ参考にしてください。

2011/6/4

相談: (女性)

今ネットを開きトレーニング法を見つけました。他のネットには原因ばかりが載っていたので、助かります。沢山方法があるのですね(^-^)。病院では自費診療だったのでとても親切ですね。長くかかるかもしれないけれど、顎のストレッチをやってみたいと思います。ありがとうございます。

2011/10/3

相談: (女性)

樋口先生おはようございます。以前相談させて頂いたものです。いつも丁寧にありがとうございます。

実は半年ほど前から内科的に問題ない、喉のつっかかりや首の圧迫感に苦しんでいます。安定剤や、漢方薬も暫く飲みましたが、私には効果ありませんでした。

顎関節症は3年前からあったのですが、先月辿り着いた整体でよくなってきました。整体の先生は顎関節症と舌骨筋群の関係が深く、背骨を矯正していけば、喉の問題も、解決すると言ってくれましたが、なかなかよくならずに困っています。自分ではどうする事も出来ないので困っています。私のような症状でも治療法はありますか?

回答:口腔内科 樋口均也

のどのつっかかり感などにお困りということですね。アレルギーや炎症、悪性腫瘍がないか耳鼻咽喉科で調べてもらう必要があります。このような問題があれば、それに対する治療法がそれぞれあります。はっきりとした異常が見当たらない場合でも薬による治療法がいろいろとあります。

2011/10/4

相談: (女性)

メールありがとうございます。もうすでに、何件か耳鼻咽喉科には行っております。血液検査、肺のレントゲン、腹部、喉の超音波、カメラで喉をみて頂いても、何も異常がないのです。安定剤や漢方薬も飲みました。原因不明なのです。少しでも改善しないかと日々思っています。お返事ありがとうございました。

『ケルン』復刻版

京都府南丹市園部町の実家の側に実家が所有する築100年ほどの古家があります。結婚する前のことですが、下宿に置ききれない本や日用品をその古家の一角に置いていました。長年放置していると、その家の扉ががたついて開けられなくなり、中に入れなくなっていました。

思い出の品々も多数あったのですが、家が崩壊するまでもう取り出すこともできないだろうと諦めていました。ところが今年の正月に帰省した際に古家を覗いてみると、扉が壊されていて、家の中が道路から丸見えの状態になっていました。本などを収納した段ボール箱の山もよく見えます。喜んで中に入り、めぼしいものを自宅に持ち帰ることができました。

めぼしいものといっても古いものばかりですが、中には市場価値のあるものもありました。『ケルン』は15万円ほどかけて買った昔の山岳雑誌(の復刻版)です。長年積もったほこりをふき取って書棚に飾りました。家を建てたときからこの『ケルン』を並べたかったので、念願がかないました。

これで満足しておけばよかったのですが、余計なことをしてしまいました。『ケルン』のことを調べようと思ってネットで検索すると、『ケルン』全巻セットが中古本として売られていました。その価格が全巻合わせて1万円するかしないかで売られているようです。知ることがよいことばかりではありません。

しゃべっていると口角に唾液がたまり少し垂れそうになります

相談: (54歳 女性)

唾液の質問です。最近しゃべっていると口角に唾液がたまり少し垂れそうになります。コールセンターで仕事をしているのでちょっと困っております。麻痺もゆがみもなく、ただ顔をみていると口角が明らかに下がって周りの皮膚も昔に比べて下に落ちています。

唾液の量は多いとは感じません。加齢のせいで口元がたるんだせいでそうなるのか、それとも唾液の量のせいなのか、歯科で調べてもらえばわかるのでしょうか。

もし加齢のせいなら皮膚を引き上げてもらえば(皮膚科?整形外科?)治るのでしょうか。よろしくお願いします。

回答:口腔内科 樋口均也

口角が下がったり唾液が口角にたまるのは、筋力の低下や麻痺がある場合に見られる症状ですが、お話では該当しないようですね。唾

液の量が多くても少なくても口角に唾液がたまる可能性があるため、一度唾液の分泌量を調べてもらうことをお勧めします。

また、加齢による皮膚のたるみが疑わしい場合は、美容外科や形成外科で相談されるのがよいでしょう。

筋硬結

【相談者】2015年10月6日
半年前に舌の下部分をタービンで傷つけられました。傷痕はしこりも消えて、すっかり元通りになり綺麗に完治しました。しかし、ある口腔外科専門の歯医者で診てもらった時に、「表面部分は綺麗に完治したが、若干粘膜表面下の筋肉部分に瘢痕があり、少し固くなっている。かさぶたみたいなものだから気にしなくても良い。意識的に舌を動かしたりすれば筋肉が柔らかくなる。」と言われました。舌の先左側表面が5ミリ程度円形状にツブツブがなくなり、つるっとした表面になり、少し痛い様な、知覚鈍麻の様な感じに、おそら2~3年前よりなります。ツブツブもあり痛み等の症状がない時期もあります。

ちょっと心配だったので、次の日実際にタービンで傷つけられた歯医者で診てもらった時に「しこりも消えたし、粘膜表面下の筋肉部分も固くもなく、正常な状態で完治している。」と正反対の事を言われました。

自分としては、固いと言われれば少し固く感じるし、固くないと言われれば固くないと感じるし、なんか複雑な気持ちです。しこりとか消えても、瘢痕で粘膜表面下の筋肉部分が固くなる事ってあるんでしょうか?

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
傷口がすっかり治って何よりです。ご質問の「筋肉部分の瘢痕」が実際に残っているかどうかについては、診察してみないとわかりません。2人の先生の診察結果が正反対になっていますが、同じ部分を診ても判断が分かれることは珍しくなく日常的に起こることです。

筋肉が傷ついてしこりができ、治ったあと再び瘢痕のように硬くなることは実際にあります。肩こりなどで出現する「筋硬結」がそれに該当しますが、軽度であればマッサージやストレッチを行うと消失します。口腔外科の先生はこのようなことを指摘されたのではないでしょうか。