口腔外科

口腔外科とは、口の中の全ての病気と外傷を診察する診療科です。

口の中にとどまらず、顎骨や顎関節、咀嚼筋、唾液腺、副鼻腔、顔面、咽頭、頸部の問題に関しても診療範囲とする場合が多々あります。口の中の病気では虫歯と歯周病といった歯の病気が最も頻繁に生じます。これらの治療は口腔外科では直接取り扱いませんが、抜歯や歯根端切除術、歯の移植術、骨移植術などは口腔外科医の得意とするところです。

歯以外の病気は様々なものがあります。顎関節症や舌痛症、ドライマウス、粘液のう胞、受け口、歯性上顎洞炎といったものです。舌ガンや歯肉ガンといった恐ろしい病気もあります。口唇裂といった先天異常や下顎前突症といった発育に伴う異常もあります。

病気以外にも歯の脱臼や下顎骨骨折、顔面の裂傷といった外傷もあります。

口腔粘膜の病気を検査して診断し、薬物療法を主に行う口腔内科という領域もあります。体の病気が心の問題を引き起こす歯科心身症や、心の問題が関係して体に症状が出る身体表現性障害、気分障害、不安障害などもあります。後者の病気は昔で言うヒステリーや神経症、うつ、歯科治療恐怖症などであり、心療歯科の治療が必要となります。

蒸気機関車

遠くの方から「ドッドッドッ」という地鳴りが徐々に近づいてくるのを楽しみにしていた子どもの頃の記憶があります。家の近くを走る蒸気機関車を見たくて、幼稚園の頃はおばあちゃんに「連れて行って」とせがんでいました。

山陰本線を蒸気機関車が走っていたのは1971年までで、廃止されたのは私が小学校4年生の時でした。富良野市文化会館にはD51 が展示されていました。D51も山陰本線を走っていました。

矯正治療

「叢生」といって顎が小さく歯が歯並びからはみ出しているような矯正場合には、矯正治療で周囲の歯を動かして歯がなくなった部分を閉鎖することができます。歯や骨を削る必要がなく、周囲の歯並びの改善もできるという利点があります。

ただし、「叢生」がない場合にはこの治療はできません。矯正治療は長期間矯正器具を歯にとりつけたままとなるため器具の見た目が悪く、違和感もあり、食べかすやプラー矯正クが付きやすいという欠点があります。また、保険適用外のため治療費が高額になります。

感情開放テクニック(EFT)

ハリ治療では体のツボに針を打ちますが、タッピングといって手で触れるだけの治療法もあります。ロジャー・キャラハンが開発した思考場療法(Thought Field Therapy、TFT)というものです。ゲアリー・クレイグがこれを改良したものが、感情開放テクニック(Emotional Freedom Technique、EFT)です。

https://www.youtube.com/watch?v=P4N6PxTK0e8

積極的筋弛緩法

思いっきり筋肉に力を入れて硬直させ、その後一気に力を抜いて筋肉を弛緩させる。この方法を全身の筋肉で順番に行うのが「ジェイコブソンの漸進的筋弛緩法」です。これを短時間で行えるように改良したものが「ウォルピの簡便型筋弛緩法」です。さらに改良したものに「松原の積極的筋弛緩法」があります。

口腔顎顔面部の積極的筋弛緩法

1、手で顎運動させないようにした状態で開口したり、下顎を前突させたりする動きを試みます。その後一気に力を抜いて筋肉を弛緩させます。

2、唇をすぼめて前に突き出します。その後一気に力を抜いて筋肉を弛緩させます。

3、唇を真一文字にして、噛みしめます。その後一気に力を抜いて筋肉を弛緩させます。

4、舌を口蓋に押し付けます。その後一気に力を抜いて筋肉を弛緩させます。

5、巻き舌にして咽頭部に力を入れます。その後一気に力を抜いて筋肉を弛緩させます。

中野良信. (2020). 口腔心身症治療における積極的筋弛緩法の応用. 全人的医療, 18(1), 49-56.

https://www.jstage.jst.go.jp/article/ifcm/18/1/18_49/_pdf

インプラントをして身体に影響はありませんか?

インプラントの表面に使われている材料はチタンで、顎の中で積極的に骨と結合しようとする性質を有しています。生体と馴染みやすく、身体には全く影響はありません。

牛糞

車の窓を開けて北海道をドライブしていると臭気が漂ってくることが度々あります。この臭いがすると、「農場に近づいてきたな」とわかります。臭いの元は牛糞だと思います。多くの農場に牛舎があり、牛が放牧されています。

牛がいなくてもこの臭いが漂っている場合もあります。畑に牛糞がまかれているからです。斜里郡清里町の畑を散歩中に例の臭いが漂ってきました。牛糞が山積みされているようにも見えますが、草で覆われていて、煙突も立っています。これは何でしょうか。

もみ殻を燃やして燻炭を作る際にもみ殻の山の真ん中に煙突を立てます。しかし、もみ殻のようには見えません。もみ殻はこのような臭いはしません。

寒さ深まるこの1週間

クリスマスツリーを飾りました。お部屋の中が明るくなりました。

歯科臨床で口腔心身症に対峙する

私が大学を卒業した後は口腔外科の医局に入局しました。先輩から学会に入るようにと言われ、最初に入ったのが日本口腔外科学会です。毎年秋に総会・学術大会が開かれますが、これとは別に秋と春に近畿地方会が開催されていました。地方会の場で心理療法に全精力を傾けている変わった先生がいることを知りました。それが枚方市民病院口腔外科の中野良信先生でした。

大阪大学同窓会主催の臨床談話会に中野良信が登場し、「歯科臨床で口腔心身症に対峙する」とのタイトルで講演されました。口腔心身症患者に対しては薬物療法と心理療法を組み合わせて診療されています。心理療法として現在は下記のものを実施されていました。

薬物療法を導入するお膳立てとして

病態説明技法

一般心理療法

解決志向療法

ユーモア

口腔ケア

歯科治療

薬物療法と並行して

外来森田療法

ロゴセラピー

顔系臨床動作法

積極的筋弛緩法

SSP療法(低周波治療)

EPT(感情開放テクニック)

タッチングセラピー

〇×療法

即効的不快感情除去法

生活指導

環境調整

茶飲み話・世間話・人生相談

https://www.ousda.jp/gakujutsu/danwakai531.php

少しの手間で「虫歯知らず」の丈夫な歯に!

小さな子どもが歯を磨くという行為は、いわば自立への第一歩といえます。ですからスプーンを持って食事ができるようになったら、ぜひ歯ブラシを持たせてあ げましょう。その際には保護者が最初から最後まで磨いてしまうのではなく、できるだけ子どもが自力で磨けるようリードしてあげましょう。

大切なことは、お子様が歯磨きの習慣を身につけることです。そのためには周りの大人が見守る中で、自分の手を使ってお口をきれいにするトレーニングを行う ことが必要です。もちろん、子どもの手で完璧な歯磨きなど望めませんし、歯垢(プラーク)を取り除くのも無理でしょう。そこでお父様お母様のご登場です! お子様が頑張って磨いた自己流のブラッシングの、最後の仕上げをしてあげてください。

たとえば、こんな方法はどうでしょう。食事をした後、お子様の目の前でまずはあなたご自身が真剣に歯磨きをするのです。無心に歯を磨き上げる姿を見て、 きっとお子様は関心を寄せることでしょう。そこが狙い目です。

ご自身のお口を開けて見せながら、「今歯を磨いたけれど、奥の方は磨くにくいからちょっと手 伝ってくれない?」と歯ブラシを渡して磨いてもらうのです。その後で「奥歯まで自分で磨くのは難しいよね。だから最後は磨いてあげるね。」という具合に もっていきます。

いかがでしょうか。もちろん他の方法でも構いません。ご家庭の数だけ、仕上げ磨きの工夫があることでしょう。上手にできるテクニックがあれば、ぜひ紹介してくださいね。