舌の乾燥、ザラザラ、口臭、常に唾液がしょっぱいです

【質問】
5年程前から舌の乾燥ザラザラ、口臭、常に唾液がしょっぱいです。歯科は異常なし、糖尿病や病気なし。鼻が常に詰まっており、気が付いたら口呼吸です。口臭が酷く、色々試しましたがダメでした。口臭外来が見付からずどうしたらよいか困っています。

【回答】口腔外科総合研究所 樋口均也
口臭や乾燥などの原因は、ドライマウスの可能性が高いと推察します。鼻詰まりによる口呼吸はドライマウスを引き起こしますが、他にも問題があるかもしれません。

実際に口の中がどの程度乾燥しているのか、唾液の量に異常があるのか、これらの点について検査する必要があります。口臭についても調べることをお勧めしますが、お近くに口臭外来がなければ仕方ありません。「ドライマウス研究会」のホームページに、ドライマウスを診療する歯科のリストが掲載されています。そちらをご参照ください。

第二次大戦前夜

1920年代には、戦後賠償に苦しむドイツに対して融和政策を進めようとする機運が、英国を中心に高まっていったようです。『日の名残り』では、融和政策を戦勝各国に浸透させようと主人公スティーブンスが使えるダーリントン卿が尽力する様子を描いています。

融和政策やドイツ軍の再軍備と軍事侵攻、独ソ不可侵条約の締結といったところが第二次大戦に先立つヨーロッパの動きです。中学生時代に、これらの国際外交についてまとめた長文のレポートを作成し、社会科の先生に提出したことがありました。チェンバレン・英国首相、モロトフ・ソ連外相、リッベントロップ・ドイツ外交官は懐かしい名前です。

第二次大戦前夜

慢性痛の認知行動療法プロトコール

セッション数が10回前後のプロトコールがいくつか用意されています。

Otisのプロトコール
1.痛みについての心理教育
痛みを増悪するものを書き出す
痛みを軽減するものを書き出す
治療のゴールを幾つか書き出す
何らかの改善、中等度の改善、最大の改善
2.痛み理論と腹式呼吸
呼吸実践記録
日時、実践前のリラックス度、実践後のリラックス度、所要時間
3.漸進的筋弛緩法と視覚イメージ
イメージ用紙
場所、物、匂い、音、感触、味、その他
漸進的筋弛緩法実践記録
日時、実践前のリラックス度、実践後のリラックス度、所要時間
4.自動思考と痛み
3つのコラム
活動のできごと(ストレスが強い状況)
信念(自動思考)
結果(自分の反応) 情動、身体、行動
5.認知的再構成法
7つのコラム
状況、情動、自動思考、根拠、逆の根拠、妥当な考え、情動
6.ストレスマネジメント
生活を変える点を書き出す
生活様式:食事、運動、睡眠、リラクセーション
状況へのアプローチ:時間管理、お金の管理、自己主張、問題解決技法
思考様式:現実的な予測、笑い、支援体制、前向きな考え、マイナス思考の克服
7.時間に基づいたペース調整法
行動のペース調整の記録表
行動の内容、ゴール、毎日の活動時間と休憩時間
8.快活動計画法
快活動日程表
ペース調整できたか、活動内容、快活動を行った日に印を付ける
9.怒りのマネジメント
7つのコラム
状況、情動、自動思考、根拠、逆の根拠、妥当な考え、情動
10.睡眠健康法
睡眠衛生記録表
時間:定時の就寝、定時の起床、昼寝をしない
睡眠行動:就寝前の慣例、睡眠のみにベッド使用、15分以上眠れない場合は離床
環境:温浴、室温を保つ、寝室を暗くする
飲食:就寝前のコーヒー、喫煙、飲酒は禁止、就寝前にお茶菓子を取る
心的制御:刺激的なことはせずに静かな作業をする、リレラクセーション法
11.再発予防と再燃への対処計画

Otis, John. Managing chronic pain: A cognitive-behavioral therapy approach. Oxford university press, 2007.

https://dl.uswr.ac.ir/bitstream/Hannan/131100/1/2007%20-%20Managing%20Chronic%20Pain%20-%20Workbook.pdf

慢性痛の認知行動療法プロトコール

慢性痛の認知行動療法プロトコール

慢性痛の認知行動療法プロトコール

慢性痛の認知行動療法プロトコール

 

味覚障害の原因

味覚障害にはいくつかの原因が複合したケースの他、詳しく調べても原因が見当たらない特発性(本態性)、即ち原因不明のケースがあります。

口腔粘膜疾患
カンジタ症、口腔乾燥症、舌炎、舌苔、毛舌などの病変と味覚障害が密接に関連したもの。

心因性
発症や経過中において、心理的因子が明らかに関与しているもの。

亜鉛欠乏性
血清亜鉛値が70㎍/dl未満で、他に明らかな原因がないもの。

全身性
現在、原疾患のコントロールが不良なもの。

*原疾患:肝障害、腎障害、糖尿病、消化器疾患、甲状腺機能障害など

薬剤性
副作用との因果関係が濃厚なもの。

臭覚障害(風味障害)
嗅覚・味覚検査において味覚と臭覚の同時障害、あるいは味覚は正常で臭覚のみに異常が生じた風味障害。

感冒後、インフルエンザ後
感冒、インフルエンザ罹患後に味覚障害を自覚(臭覚障害があれば除外)。

神経障害
顔面神経麻痺、中耳や扁桃の外傷、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、頭部外傷、多発性硬化症など。

医原性
中耳手術、喉頭微細手術や口蓋扁桃手術の後、あるいは放射線治療後に発症したもの。

特発性
他に味覚障害の明らかな誘因が見られないもの。

味覚障害の種類

味覚障害は味がわかりにくくなるものだけではなく、さまざまな異常が見られます。
味覚減退・脱出

味がわかりにくくなることを「味覚減退」といい、家族に「最近、お母さんの料理の味付けが濃くなったね」と指摘されて初めて味覚の減退に気づいたという人もいます。味が全く分からない状態を「味覚脱失」といいます。

自発性異常味覚
何も食べていないのに、「口の中が辛い」「苦い味がする」と感じる状態をいいます。

異味症
甘いものを食べても辛く感じるなど、実際とは別の味を感じる状態をいいます。

解離性
酸っぱい、塩辛いなど、特定の味を感じなくなる状態をいいます。

悪味症
食べ物全てが嫌な味に感じる状態をいいます。

味覚過敏
味覚が異常に強く感じられる状態をいいます。

『日の名残り』

ノーベル賞受賞作を多数読んできましたが、この本もその賞にふさわしい名作でした。主人公は英国貴族に仕える執事のスティーブンスです。物語の語り手はこのスティーブンスですが、執事独特の婉曲表現が続き、本心が素直に語られることはほとんどありません。まるで京都人のようです。語りの奥に隠されている真実が何なのか、それを憶測するのがこの作品の楽しみ方です。

『日の名残り』

唾液がネバネバし口の中が痛みます

2019年5月15日

相談: (78歳 女性)

年齢78歳です。一年ほど前から唾液がネバネバする、だんだん症状がひどくなり、唾液が酸っぱくなり、口の中がピリピリヒリヒリする。朝より夜の方が症状がきつい。その頃右奥歯を一本抜いて、入れ歯にしてからその症状が起きてます。耳鼻科に三件行きましたが、わからず口腔外科にも二件行きました。口の中はいつみてもらってもきれいといわれます。口腔内科は聞いたことがなかったので聞いてみました。こういうのは口腔内科に当てはまるのでしょうか?

回答:口腔内科 樋口均也

唾液のネバネバの原因はドライマウスかもしれません。耳鼻咽喉科や口腔外科で唾液や口腔粘膜湿潤度の検査を受けられていない場合は、これらの検査で異常が見つかる可能性があります。

唾液の酸味や口の中のピリピリ・ヒリヒリも、ドライマウスと関連している可能性がある他、味覚障害や亜鉛欠乏症、鉄欠乏症貧血、口腔カンジダ症、舌痛症などが原因かもしれません。

このような問題の有無についてをそれぞれ調べた上、対応するのが口腔内科です。何も異常が見当たらない場合は口腔異常感症と判断され、主に薬を用いた治療を行うことになります。

2019年5月15日

相談2: (78歳 女性)

お返事ありがとうございます。検査してもらってドライマウスではないと言われました。あと口腔粘膜湿潤度は綿棒で検査する分ですか?綿棒で口の中をえぐられたことはあります。

その唾液ですがトロトロしてて右の奥の方から出てくるのがわかります。左は出ません。その唾液が口の中に広がって上あごにくっつくとヒリヒリします。耳鼻科ではその唾液を飲み込むように言われ、飲み込むと咳き込んで痰みたいにでてきます。

食事ですが、味覚に異常はありません。食べてる時はあまりわかりませんが、水分を取ると余計に唾液が出てティッシュで取ります。熱いのみ物を飲むと違和感があります。ご飯やパンを食べると歯にくっついて食べにくいのです。亜鉛欠乏症や口腔カンジタ症ではないと言われました。

舌痛症に関しては舌以外が痛くても舌痛症ですかね?その辺がわかりません。今まで色々な薬を処方されたのですが、あんまり緩和せず、悩んでいます。

回答2:口腔内科 樋口均也

口腔粘膜湿潤度はムーカスという機械を舌に接触させて測定します。綿棒で粘膜をぬぐったのはカンジダ菌の検査でしょう。舌痛症は主に舌や口蓋粘膜の痛みが出現しますが、口唇や頬粘膜にも痛みが生じることがあります。

今までにさまざまな検査を受けたにもかかわらず、異常が見当たらないということは口腔異常感症が疑われます。その場合は抗うつ薬などによる治療を行うことになります。

舌がピリピリして、乾燥しています

舌がピリピリして、乾燥したような口内の違和感があり、味を感じにくいですが、治りますか?

【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也

口の中が乾燥する状態がドライマウスです。ドライマウスになると粘膜が荒れ、舌がピリピリしたり、味を感じにくくなったりします。

ドライマウスかどうかについては、唾液検査で調べることができます。ドライマウスにはさまざまな原因があるため、その問題ごとに対処する必要があります。

一方、口の中が乾燥していないにもかかわらず、乾燥しているように感じることもあります。これは神経の異常が原因で、舌がヒリヒリしたり、味を感じにくくなったりします。このような場合は抗うつ薬などの投薬治療が必要となります。

耳下から顎にかけてズキズキととても痛いです

質問です。1週間ほど前から左側の耳下から顎にかけてズキズキととても痛いです。夜眠れないくらいに痛みます。日中も痛みの波があって、痛みが始まれば30分くらい続きます。

最初は虫歯と思い、二軒歯医者に行きましたが、二軒とも神経に達するような、夜眠れないほど痛むような虫歯はないと言われました。顎関節症関連の東洋医学鍼灸院にも1度いきました。最近出産し、食いしばりをしていた可能性があります。本当に痛くて困っています。

【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也

耳下部から顎にかけて痛む原因として、様々なものが考えられます。以下に可能性があるものを列挙します。

耳下腺の病気(耳下腺炎、耳下腺唾石症、耳下腺腫瘍)
筋・筋膜性疼痛
下顎骨の腫瘍、のう胞、骨髄炎
智歯周囲炎
下顎片頭痛、群発頭痛、発作性片側頭痛
頸動脈瘤、頸動脈解離
巨細胞動脈炎、高安動脈炎
頸椎の病気
頸部リンパ節炎
冠動脈疾患
前三叉神経痛など

他にもありますが、どの問題が痛みの原因であるかを検査する必要があります。基本的には口腔外科で対応しますが、病気によっては内科、脳外科、整形外科などを紹介する場合もあります。

オクラホマ・スタンピード

『大いなる西部』では開拓者や家畜に関する英単語が目白押しで、知らないものが多く、その分知識が増えました。

thrifty    倹約な
sturdy    頑健な
settler    開拓者
pasture    牧草地
herd     家畜の群れ
boundary   境界
stampede   家畜が驚いて逃げ出す

最後の単語はプロレス技のオクラホマ・スタンピードに使われています。プロレス中継のアナウンサーはオクラホマ・スタンピートと言っていましたが、最後は濁音(有声音)が正しいようです。オクラホマ出身のプロレスラー、ビル・ワットが開発した技です。