イブキノエンドウ

伊吹山の3合目で咲いていました。宣教師がヨーロッパから持ち込み、織田信長が伊吹山の薬草園で栽培させたとされます。

舌磨きカウント表

強迫性障害に対する認知行動療法は暴露・反応妨害法が頻用されますが、併せて回数を数えて記録するということが大切です。強迫的に舌磨きをする口臭症患者の場合には舌磨きカウント表を毎日つけてもらいます。

一番上の行には舌磨きの回数もしくは時間を記入します。人と話した回数、時間、距離も記録します。話している間に相手の表情が曇った回数と曇らなかった回数も記録します。口を押えたり、鼻をこすったりといったしぐさがみられた回数とみられなかった回数も記録します。

アリウム・ロゼウム

伊丹市の箕面川河口で咲いていました。地中海沿海地方から移入された園芸種ですが、なぜか河原に咲いていました。ハナニラやニンニク、ラッキョウの花に似ています。

舌がん舌ガン

舌の痛みを訴えて来院される患者さんの中には、舌がんではないかと密かに心配されている方が少なくありません。舌がんの大部分を占めるのは扁平上皮癌ですが、口腔粘膜にできた扁平上皮癌の半分以上のケースで痛みが初期症状として見られたという報告もあります。そのため、舌が痛いという患者さんを診察する際、「がんがあるかどうか」は最優先チェックポイントです。

私(樋口)の臨床経験では、舌が痛いと訴えて受診された方のほぼ全てが舌がんではありませんでした。一方、痛みは感じないがいつまでも出来ものがあるとか、口内炎が治らないといった患者さんの中には舌がんの方がいらっしゃいました。したがって、「舌が痛い=舌がん」ではないというのが実際のところですが、舌がんの可能性がゼロともいえません。「舌が痛むが我慢できる範囲だからそのままにしておこう」とは考えず、専門家の診察を受けることをお勧めします。

日常活動スケジュール

うつでやる気が出ないと、日々の生活を規則正しく送ることができなくなります。認知行動療法では日常活動がどの程度できるのか、日々記録をつけてきます。まずは「生活リズム表」に記入してもらいます。日々の生活が時間通りに行われているのか、乱れまくっているのかがわかります。

まともな生活ができていないときは、「活動時間割」を付けます。最も簡単なこれは「新聞を読む」ということをしたかどうか、1日一度〇×をつけるだけの単純なものです。

少し活動できるようになると、「活動記録表」にレベルアップします。毎日の活動内容を時刻順に記録します。このとき、義務的な活動と楽しみで行う活動に分けて記載します。その時の気分を0~100で一緒に記録します。

きっちりと生活できるようになってくると、「日常活動スケジュール」を記録します。予定していることをまず記載し、その時刻に実際にしたことを次に記録します。義務的か楽しみ化、満足度も一緒に記載します。これがきちんとできれば、職場復帰してよさそうです。

15年前から続く歯の痛み

相談: (40代 女性)

昨年末、虫歯治療をして、右上奥の歯を銀歯にしました。口中がぼやーとする感じで違和感があり、私自身、アレルギーを持っているので、金属ではない詰め物に変えました。それでも、原因がわからず、違和感というのが、歯全体がぼやーっとするような、しゅわーっとするような感じでした。ガムでも口の中にいれていれば、違和感は感じず、毎日、歯がうくような、口中が泡まみれのようなそんな感じです。私の歯はどうしたら治りますか?
回答:口腔内科 樋口均也

口の中全体に違和感が生じた場合は、確かに金属アレルギーの可能性がありますが、金属以外の材料であるレジンやセメントが原因で生じることもあります。従って、さまざまな歯科用材料に対するアレルギーの有無を、皮膚パッチテストで確認されるとよいでしょう。

歯が浮くような感覚は歯周病や食いしばりの可能性があり、口中が泡まみれになるのはドライマウスの症状かもしれません。これらの問題についても診察を受けられることをお勧めします。

口の中に客観的な異常が見当たらないにもかかわらず、違和感が続く場合もあります。このような病気を口腔異常感症あるいは口腔セネストパチーといい、治療は薬物治療が中心となります。

口の中がしょっぱい又は苦い味がしています
15年前から続く歯の痛み

相談: (40代 女性)

15年前ぐらいに歯の痛みがあり、医大紹介され左の上顎頭に石があると言われ手術しました。ですが、痛みは変わらず夜も寝ていても痛みで目が覚めてしまいます。今の痛みのクリニックに受診し、リリカ、ドラムセットを服用しています。痛みは楽になる時と激痛な時があります。痛みが減る事はないのでしょうか?

ネット検索してて、こちらのホームページを見て、もしかしたらと思いメールしてみました。お忙しいとは思いますが、返信よろしくお願いしますm(_ _)m
回答:口腔内科 樋口均也

歯の痛みの原因を大学病院で詳しく調べてもらったものの、現在まではっきりした原因が見当たらないようですね。実は、そのような痛みは珍しいものではありません。

このような痛みを「非歯原性歯痛」あるいは「口腔顔面痛」などと呼び、痛みの原因を取り除く治療ではなく、痛みに対する対象治療を行うことになります。リリカやトラムセットは口腔顔面痛に対して有効であるため、多少は効いているのかもしれません。

今後の痛みについては、痛みが減る可能性は十分にあるでしょう。そのまま痛みを我慢していれば自然に軽減されるかもしれませんし、リリカを増量することにより改善するかもしれません。その他、痛みに効く薬には三環系抗うつ薬やアセトアミノフェン、漢方薬などがあります。ブロック注射やスプリント療法、認知行動療法が有効な場合もあります。

口中がぼやーとする感じで違和感がある

相談: (40代 女性)

昨年末、虫歯治療をして、右上奥の歯を銀歯にしました。口中がぼやーとする感じで違和感があり、私自身、アレルギーを持っているので、金属ではない詰め物に変えました。それでも、原因がわからず、違和感というのが、歯全体がぼやーっとするような、しゅわーっとするような感じでした。ガムでも口の中にいれていれば、違和感は感じず、毎日、歯がうくような、口中が泡まみれのようなそんな感じです。私の歯はどうしたら治りますか?
回答:口腔内科 樋口均也

口の中全体に違和感が生じた場合は、確かに金属アレルギーの可能性がありますが、金属以外の材料であるレジンやセメントが原因で生じることもあります。従って、さまざまな歯科用材料に対するアレルギーの有無を、皮膚パッチテストで確認されるとよいでしょう。

歯が浮くような感覚は歯周病や食いしばりの可能性があり、口中が泡まみれになるのはドライマウスの症状かもしれません。これらの問題についても診察を受けられることをお勧めします。

口の中に客観的な異常が見当たらないにもかかわらず、違和感が続く場合もあります。このような病気を口腔異常感症あるいは口腔セネストパチーといい、治療は薬物治療が中心となります。

CBTを学ぶ会

1月の大阪・兵庫CBTを学ぶ会はWEBに移行してからのパターンとなっているミニレクチャーと事例報告の2本立てでした。ミニレクチャーは日常活動スケジュール、事例は小学生男児に見られた強迫性障害でした。

事例の中で何度か「インテイク」という言葉が出てきました。水分バランスや電解質バランスを見る際の摂取量をインテイクといいますが、ここでは全く違う使い方です。どうやら医療面接や心理テストのことのようです。

WEB開催

学会プログラムには会期が6月5日~6月20日と、大変長期間が記されています。例年は土日の2日間で開催されていた日本口臭学会学術大会ですが、会員が集まることができず、WEB上で各自がオンデマンドで発表を視聴する形式に代わりました。

今年の6月は盛岡に行って学会発表し、その後岩手山に登って鶯宿温泉につかろうかなと考えていました。時間があれば小岩井農場も見てみようと思っていたのですが、世間の大勢と同じく計画倒れとなってしまいました。

一年前より舌痛症と思われる症状があります

また、1か月前、バセドウ病と診断されそれに伴う骨粗しょう症でビスホスホネート製剤を服用し始めました、右腕も痺れ(ピリピリした感じ)があり、これも舌痛症と関連しているのか、不安になり調べたところこの相談室を見つけました。先が見えない不安を抱えており、毎日ストレスを感じています。どこに相談したらいいのかわからず、メールしました。よろしくお願いいたします。
回答:口腔内科 樋口均也

一年間持続する舌のピリピリ感については、確かに舌痛症の可能性があります。原因としては、舌の粘膜か舌の神経の異常が考えられます。ドライマウスやカンジダ症、亜鉛不足、貧血などがあると舌の粘膜が荒れ、主に食事中に痛みます。一方、舌の神経に異常がある場合は食事中ではなく、食事以外の時間帯に痛みが発生して持続します。

舌の粘膜に問題がある場合はその原因疾患を治療することにより改善しますが、神経に異常がある場合は抗うつ薬やアセトアミノフェンなどの薬物療法、漢方薬の服用、認知行動療法などを用いた治療を行います。

歯の痛みに関しては歯や歯肉、顎骨の異常だけでなく、筋肉や脳から歯につながる神経に異常がある場合も起こります。前者の場合は歯や歯肉の治療(抜歯を含む)で改善しますが、後者では別の対応が必要となります。

舌と歯の両方について、詳しい検査を受けられることをお勧めします。