雑談することの意味合い

慢性的な痛みで通院している患者さんが、本題の後に雑談を始めることがあります。症状が落ち着いてくると、雑談に終始することもあります。雑談にも幾つかの有用な意味合いが含まれています。

愚痴を言うこと
嫌な気持ちを言葉にすること、すなわち否定的感情を表出することは大事なことです。抑圧していた感情を出していくうちに、痛みの増減と社会的な交流イベントとの関連に気づくようになります。

痛み行動の減少
治療初期には「病院を頻回に受診して痛みのことばかり訴える」という日適応的行動がみられます。雑談するようになるということは、「医師と雑談する」という適応的行動に変容したことを示します。

認知様式の把握
患者さんの考え方のパターンを把握することができます。雑談の中に現れた思考パターンや行動パターンは、痛みに対しても同じように表れているはずです。

種蒔き
治療が進むと、痛み中心の生活からいつかは一歩踏み出していくようになります。雑談で種蒔きしておけば、その一歩を踏み出す時に役立ちます。

雑談することの意味合い

口腔扁平苔癬

頬粘膜から下顎歯槽粘膜にかけての両側に白い線状や網状の病変がみられ、その周囲の粘膜には発赤がみられます。痛みから粘膜の変化に気付くケースが一般的です。

原因は自己免疫疾患やアレルギーが疑われ、歯科金属、ホルモン、遺伝的要因、代謝性疾患、心理的要因などが関与している可能性もあるとされています。ただし薬剤や歯科金属のアレルギーにより、片側のみに生じる苔癬用反応は別の病気です。

「脾は口に開竅する」「心は舌に開竅する」ことから心脾の積熱、脾胃の邪熱、中虚陰火が原因となり、頬粘膜には胃の経絡が走っていることから胃の邪熱や湿熱、痰湿が原因となります。

また「腎経は咽喉に連なり、舌本に絡む」ため、腎陰虚浮火も原因となります。

悪路

西部を馬車で移動する様子が書かれた文章に「床と天井との間をバウンドする」とあります。一息付けるのは駅に泊まった時だけで、駅といっても床は泥の汚い小屋です。当時の馬車の旅が過酷だった様子がまざまざと描かれています。

この部分を読んでいて学生時代に旅したシルクロードを思い出しました。高速で砂漠を突っ走るバスの座席のスプリングはほとんど利かず、天井まで跳ね上がって頭を打ち続けていました。真夏なのに冷房がないので窓を開けて走り、砂漠の砂や小石が常に飛び込んできました。

悪路

バレンタイン

昨日はバレンタインでしたね。外出自粛が続いていてなかなか外で食事することができないので、テイクアウトしてお家で食べる事が増えました。この日も食べてみたかったタルトケーキをテイクアウトしてお家で食べました。ぎっしりつまったタルトで美味しかったです。みなさんも是非近くに寄った際にのぞいてみて下さい。

バレンタイン

 

カレバキツネタケ

ヒドナンギウム科キツネタケ属カレバキツネタケ

金剛山の登山道で見かけました。傘に縦の筋が入り、裏側を見ているように見えます。傘の中央が凹みます。

ヒドナンギウム科

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『慢性痛の心理療法』

長期間痛みを抱えている患者さんを診てみると、痛みに付随するさまざま悩みを抱え、生活にも支障をきたしている場合がほとんどです。些細に痛みであっても、痛みがあることが気になって仕方ない人もいます。痛みに対しては薬が効く場合が多いのですが、薬だけでは対応が難しい点があります。

この本では痛みに特化して、種々の心理療法を応用することが紹介されています。再決断療法、催眠療法、アサーショントレーニング、システムズアプローチなど、知らなかった治療法も紹介されていました。

『慢性痛の心理療法』

口顎部ジストニアの特徴

質問
顔のこわばりやひきつり、動かしにくさの症状などがあり、顎口腔ジストニアではと言われたのですが、どうゆう病気なのでしょうか? お忙しい所恐れ入りますが、ご返信頂けましたらよろしくお願い致します。

【回答1】口腔外科総合研究所 樋口均也
ジストニアとは筋肉が異常に萎縮することにより、思うように身体を動かすことが困難になる病気です。口顎部ジストニアの場合は、食いしばって口が開きにくくなることが典型的な症状です。

薬の副作用が原因の場合もあるため、服薬を中止すると治癒する可能性があります。原因不明の場合は、筋肉の収縮を和らげる抗コリン薬や筋弛緩剤、ベンゾジアゼピン系抗不安薬などにより改善する可能性があります。

カントウヨメナ

キク科ヨメナ属カントウヨメナ

清里高原の道端で咲いていました。ヨメナは野菊の代表格で、中部以西に分布するのがヨメナ、関東以北に分布するのがカントウヨメナです。

 

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『大いなる西部』2

間違って注文してしまった英文の歴史書ですが、気を取り直して読みました。西部開拓史研究の第一人者が著しただけに序章の文章が格調高く、あまりの難しさに心が折れそうになりましたが、どうにか読了しました。本書は幾つかの話題をちりばめて構成されています。

先住民との住み分けのために英国王が白人入植者の居住地を東部海岸地域に限定していたが、独立後はアパラチア山脈以西に堂々と進出するようになった。

ミシシッピ川流域の各地で入植が進んだ

東海岸の原住民はオクラホマの居留地に強制移住させられた

入植者が増えるにつれ、原住民との確執が増加し、そのたびに軍隊が原住民を虐殺し、強制移住させた。

ショーニー族のテカムセと第9代大統領ハリソンとの戦争

入植者は失敗や撤退を繰り返しながら、原野や森を農地に変えていった

ロッキー山脈の探検

ビーバーの毛皮の取引

入植者は新しい土地を求めて移動を続け、テキサスに達したり、ロッキー山脈を越えて西海岸に達したりした。

モルモン教徒は新天地を求めてユタに移動し、スッターはカリフォルニアのサクラメントで農場を開いた

スッターの農園近くで金が見つかり、ゴールドラッシュが起こった

テキサスでメキシコ軍と戦った

米西戦争

馬を乗り継いでの郵便

自作農場法の制定

大陸横断鉄道の開通

カスター将軍とリトルビックホーンの戦い

大平原での農業が盛んになった

テキサスから牛の出荷

オクラホマやその周辺の居留地が順次縮小され、白人入植地となっていった

原住民を文明化するための教育が強制された

『大いなる西部』2

 

SUNHAと三叉神経痛

短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNHA)には、結膜充血および流涙を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNCT)と頭部自律神経症状を伴う短時間持続性片側神経痛様頭痛発作(SUNA)があります。結膜充血と流涙のいずれか1つの症状がある場合と両方の症状がある場合で再分類されるわけですが、一緒とみなしても差し支えありません。

脳の画像検査ではSUNNHAは視床下部に機能異常がみられ、三叉神経痛は小脳橋角部の三叉神経根に神経血管圧迫所見がみられます。また、SUNNHAでは結膜充血や流涙などの頭部自律神経症状がみられますが、三叉神経痛にはみられません。

しかし、頭部自律神経症状がある三叉神経痛や三叉神経根に神経血管圧迫所見がみられるSUNNHAの症例も存在します。また、SUNNHAの痛みは1~600秒間持続します。突然痛みが生じた後、しばらくすれば痛みがなくなってしまう点は三叉神経痛の痛みと似ています。

SUNHAと三叉神経痛

どうやらSUNHAと三叉神経痛は一つの病気であり、視床下部メカニズム(中枢性)が強いとSUNHAの、神経血管圧迫メカニズム(末梢性)が強いと三叉神経痛の症状となって表れるようです。また、三叉神経痛がSUNHAへ移行していくという経時的な変化もあるようです。